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第1回英語教育学科主催講演会が開催されました

第1回英語教育学科主催講演会が下記のように開催されました。


日時:2008年7月26日(土)10:30〜12:00


場所:701教室(7号館)


講師:ロバート・クレインソサー氏(アリゾナ州立大学大学院助教授)


演題:Forward with FLES--Let's Make It Happen!
  「小学校における外国語教育を成功させるには」

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第1回英語教育学科主催講演会開催

佐藤一嘉

 2008年7月26日(土)、名古屋外国語大学7号館において、英語教育学科設立を記念して「第1回英語教育学科主催講演会」が開催されました。講師として、アリゾナ州立大学大学院准教授ロバート・クラインソサー氏をお招きし、「小学校における外国語教育を成功させるには」という演題で講演をして頂きました。実は、クラインソサー氏は、私の恩師であり、オーストラリアのクイーンズランド大学大学院で私の博士論文の指導教官でした。2年前に本学大学院が新たにTESOL(英語教育)コースを設立する際、夏期集中講義の担当をお願いしたのですが、今回は、この講義のために来校されました。クラインソサー氏は、外国語教育の教員養成、そして評価の分野において、世界的な権威者であり、AILA Review,The Modern Language Journal, Foreign Language Annals, Teaching and Teacher Education等に論文を発表しています。
 当日は、東海3件から多数の中学・高校の英語教員が参加され、学部・大学院生、教職員等を合わせて、101名の参加がありました。
 クラインソサー氏は、世界の小学校における外国語教育の実践を検証し、指導力のある教員不足、教材不足、明確な目的の欠如等の課題を指摘し、日本で成功させるため、次の4点を強調されました。(1)Articulation(同じ学年において英語と他教科との横のつながり、また、中学・高校の英語教育との縦のつながり)、(2)Communication(教員間、教師と生徒・親・学校とのコミュニーケーション)、(3)Teaching(教師中心の授業から学習者中心の授業へ)、(4)Testing and Assessment(単一の評価法に頼るのではなく、様々な評価法を用いて、学習者を多面的に評価すること)。最後に、小学校における外国語教育を成功させた学校の実践に触れ、成功させるためには、学校の特性として、柔軟性・チームワーク・リーダーシップ・目的の共有化が必要であることを強調されました。
 日本の小学校に英語が導入されることが正式に決定しました。2011年までに全国の小学校5・6年のすべてのクラスで週1回の英語の授業が始まります。日本は世界の外国語教育改革から何を学ぶべきなのか、そして、どうしたら小学校における英語教育を成功させることができるのか。クラインソサー氏の講演にその答えがあります。

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