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英語教育学科へのご招待

英語教育学科の新入生の皆様へ


名古屋外国語大学
英語教育学科長  須賀 藤隆


 この度は入学おめでとうございます。学科を代表して、心からお祝いを申し上げます。

 さて、二十一世紀を迎えた今、本学では、「二十一世紀の地球社会で活躍できる国際感覚豊かな人材を育成する」ことを使命として教育を進めておりますが、とりわけ教職を真摯に希望する学生が多いことに鑑み、新しく英語教育学科を開設することとなりました。

 人材養成に関する英語教育学科の目的としては「教職に対する強い情熱と総合的な人間力を備えるとともに、教育の専門家としての確かな力量、とりわけ英語によるコミュニケーション能力の育成を図る授業を行うことのできる英語力及び授業力を備えた国際感覚豊かな英語教員を養成する」ことといたしました。

 変化の激しい社会にあって、教員に対する要請には厳しいものがありますが、教職には、計り知れない大きな魅力があるのも事実です。十九世紀のイギリスの教師であり牧師であったアーサー・ワードが「教員」というものについて、警句の形をとって次のように述べております。


  The mediocre teacher tells.
  The good teacher explains.
  The superior teacher demonstrates.
  The great teacher inspires.


 訳せば、「凡庸な先生はただしゃべる。良い先生はよく説明する。優れた先生はやって見せてくれる。真に偉大な先生は生徒の心に火をつける。」という意味にでもなりますでしょうか。「生徒の心に火をつける」、これは教職がとてもロマンに満ちたやりがいのある仕事だということを端的に示したものであります。

 入学された皆さんには、こうしたロマンのある仕事を目指して、本学科での4年間の課程を見事に修了し、教員採用選考試験の合格を勝ち取ってほしいと考えています。そのため、4年間の教育課程は、まったくの白紙の上に理想と考えられる科目や行事を自在に設定し、少人数指導等に細かく配慮いたしました。新入生の皆さんには、全力を尽くして本学科の教育課程に挑戦し、国際感覚豊かな教員として将来の教育界で大いに活躍していただくことを期待するとともに、それは本学の社会的使命という観点からも誠に重要なことだと考えていることをお伝えする次第であります。

 以下、本学科での4年間の学生生活の特徴の主なものを挙げてみます。

1 カリキュラム

  ・ 専攻語学(英語): コンテンツベース(内容重視)のカリキュラムとし、
   「読む・書く・聞く・話す」の4技能をコンテンツベースの授業で習得する。
   また、英語の多読・多聴を通して、3年次までに海外テレビ局のCNN、BBC
   を聞くことができ、辞書を使わずに原書が読めるまでに英語力を鍛える。

  ・ 英語教育研究: 3年次からTESOL(英語教授法)関連の授業を英語で学ぶ。

  ・ 専門教育: 英語学、教科教育学、児童英語教育学などの分野を体系的に学ぶ。

  ・ 英語教育インターンシップ: 「教育実習」とは別に、2年次から幼稚園、
    小・中・高校等の学校現場で教員アシスタントとして授業に参加する。


2 海外研修・留学

  ・ 短期留学: 1年次7、8月にボストン大学にて英語の集中講座を受講し、
    アメリカ手話を学ぶ。

  ・ 中期留学: 1年次終了後の2、3月に実施。オーストラリアのカソリック大学で
    1ヶ月の英語集中コースを受講後、1ヶ月のインターンシップ(現地の小学校、
    中等学校で日本語の授業のアシスタントとして活動する)に参加する。

  ・ 長期留学: 2年次から本学が提携する姉妹校に留学する。また、2年次
    後期から1年間、ハワイ・パシフィック大学のTESOLコースで学ぶこともできる。


3 ヒドゥンカリキュラムと教職サポート

  教職ログブックの作成等を通じカリキュラムには表れない様々な学生指導によって、
  教員としての総合的な人間力を養う。また、教職センターによる4年間を通じた徹底した
  個別指導を実施する。更に、教員採用選考試験対策講座を開講し、専門講師による
  実践的な指導を行う。


4 TOEFL・TOEIC支援

  「TOEFL・TOEIC支援室」において対策講座を開講。初級・中級・上級の3段階
  を設け、個人のレベルや目標に合わせて選択する。4年次までに、英語教員に必要
  とされるTOEFL550点以上、TOEIC860点以上の取得を目指す。


5 アドバイザー

  各クラスの専任のアドバイザー(担任)による学習面や学生生活全般にわたる相談や
  援助が受けられる。


6 フレッシュマン・キャンプ

  入学直後に「大学生活入門」として実施する。新入生同士の交流だけでなく、
  上級生も参加し、教師と知り合い、大学生活のアドバイスが得られる機会とする。


7 保護者懇談会
  1年次の秋に実施予定。学生の進路などについて、アドバイザーと懇談する。


教職員一同は四月から、これから頑張ろうと考えている皆さんと同じ気持ちで精進
してまいる所存であります。

 

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